
「神招(かんまねぎ)」
神を地上に降ろすために心を満たして念ずる型。
神楽では大変重要な所作のひとつとされています。
神楽は招魂・鎮魂・神振に伴う神遊び
神を楽しませ人の心を幸せにする、それが「神楽」です。

神楽とは
WHAT IS KAGURA ?
Japanese sacred music and dancing
Welcom to the world of japanese god
私たちは、日々「祈り」によって心身を清めており、心の支えとしています。たとえ孤独感にさいなまれようとも、流行り病で恐怖に慄いても、天変地異ですべてを失っても、そこには必ず「祈り」があります。
あなたの「祈り」は、あなたの未来の行動を変えます。信じる心が力になります。
神楽とは、そうした人々の「祈り」を形にした日本古来の伝統芸能なのです。
私達と一緒に、「神楽」の世界を観てみませんか?
日本の芸能の起源は、「神楽」です。
古来日本の神様で高天原を治めていたアマテラスが天之岩戸にお隠れになった際に、ウズメノミコトが八百万の神々を楽しませるために舞い踊ったパフォーマンス、すなわち芸能が「神楽(かぐら)」の起源といわれています。
神様の力を活気付け、喜びに替える芸を奉納することはもちろん使命ですが、それだけでなく「神」の申し子である「人間」を楽しませることも、私ども神楽師の役目でございます。
神楽は招魂・鎮魂・神振に伴う神遊び
一般に、「かぐら」の語源は「神座」(かむくら・かみくら)が転じたとされています。
神座は「神の宿るところ」「招魂・鎮魂を行う場所」を意味し、神座に神々を降ろし、巫女が人々の穢れを祓い、神懸かりをして神と人間を繋げ、神人が交流し互いに喜びを分かち合う場で行われた歌舞が神楽になったと言われています。
書物での最初の所見は、古事記・日本書記に描かれている「天岩戸開き」の段で、天照大御神が岩戸にお隠れになってしまった際に、天之鈿女命が神懸りして舞った舞いが神楽の起源とされております。
神楽は、宮中の御神楽(みかぐら)と、民間の里神楽(さとかぐら)に分けらており、垣澤社中が行う神楽は主に里神楽に分類されますが、明治時代に神主がおこなってきた御神楽を、民間人であった神楽師が請け負う形で神楽舞を継承しているため、御神楽と里神楽を融合した特殊な神楽形態であると言えます。

神事芸能。民俗芸能。古典芸能。
どのジャンルにも当てはまり、一番自由な芸能
「神楽」と聞くと、皆さんはどういうイメージをお持ちになりますでしょうか。
実は、人によってイメージする絵が全く異なるのが神楽です。
巫女舞も神楽。獅子舞も神楽。大蛇も神楽。湯立も神楽。はたまた、東北から九州まで、各地にそれぞれの神楽があり、能や日本舞踊、舞楽のように、ある程度決まった統一性というものがございません。
しかし、根本の定義は「神を楽しませ、魂を鎮める」ことです。その定義を大事にしているからこそ、その地域の人々達の知恵と創造で作り上げられ、自由かつ完全オリジナリティ性を持つのが「神楽」なのです。
「ONLY ONE」である神楽。みんな違ってみんな良い、自由な伝統芸能です。












誰でも学ぶことができる、自由な「神楽」です。

Disciple
Male
President
Male
Disciple
Female
Vice president
Female
Disciple
Female
Disciple
Butter
「神楽」と聞くと、「古典芸能で敷居が高そう」「世襲制で舞台なんて出れなさそう」「お稽古が厳しそう」という声を耳にします。
いいえ、違います。神楽は民俗芸能から派生した大衆芸能のひとつです。年齢も性別も国籍も関係なく、地域も立場も関係ございません。この世界に住むすべての方々に、神楽を舞う権利があります。
舞も囃子もすべてこなす日本初の女性神楽師のお教室、いつでも我々の門戸をお尋ねくださいませ。
神秘的で多彩な世界観を演出する「神楽」です。
「八百万の神」を演じ、「古事記」「日本書記」を軸に日本神話を仮面黙劇で演じる神楽の世界は、現代では日常からかけ離れた異世界に思えるかもしれません。
しかし、皆さまはお正月になれば神社に参拝し、パワースポットがあれば足繁く通うという、心の根底では「日本の神様」を信じている方々です。
皆さま方が知らず知らずのうちに信じている神々の見えない力を感じることができるのが、この「神楽」です。
さあ、これから新しい神楽の幕開けです。ぜひ私共と一緒に、神世の世界を楽しみましょう。